『Bud'mo!』
中華、フレンチと来て、ベトナムゆかりの外国料理の三番目に挙げられるのがロシア料理。
ロシアがソビエトだった頃、同じ共産主義国家として交流があった名残りで、いまでも多くのロシア人が避寒地としてベトナムを訪れており、地域によっては、ベトナム語とロシア語が並記されていることもあります。
たまたま、ハノイではロシア料理が比較的手軽に食べられる、という記事を見たので、早速行ってみることにしました。
ハノイならでは!? 中・東欧の料理を楽しもう | ベトナムスケッチ
ボルシチ、95,000VND。
ロシア料理と言えばこれ。寒い寒いロシアで体を温めてくれるスープというイメージが、期待値を高めます。
鮮烈な赤は、トマトではなく、テーブルビートという根菜。この根菜自体の味が薄いためか、一緒に煮込んだゴロゴロの牛肉の旨みが強くやってきます。ミネストローネのような味を想像して飲むと、全然馴染みのない味に驚かされるかもしれません。
テーブルビートの紅、サークリームの白。鮮やかな色彩に反して、味わいは素朴なヨーロッパの家庭の味(知らんけど)。
お気に入り:★★★
61 To Ngoc Van St., Tay Ho Dist., Hanoi
ヨーロッパのおふくろの味は、ハイソなエリアにございます。