今年になって初めてセブンイレブンがベトナムに出店しました。これでファミリーマート、ミニストップを含めて3つが上陸したことになります。
とはいえ、外資の規制が厳しいベトナム。それぞれが片手で足りるくらいの店舗しかないので、他のASEAN諸国に比べてまだまだ数が少ないです。
しかも、すべての出店がホーチミンで、ハノイには1店もありません。まずは、商業都市ホーチミンで成功させてから、一気に全国展開という戦略なのでしょう。ハノイは首都なのに。
というわけで、ハノイに急速に店舗を増やしているのが、ベトナム資本のVinMart。日本人の目から見ると、なんともあか抜けず、品ぞろえもいまいちですが、実はこのVinグループとてつもなく大きな財閥。
主には、不動産の開発を手広く手掛け、ベトナムの人の憧れの暮らす、遊ぶをかたちにしています。彼が開発したマンションやリゾート地は、人気を集め、まさに一人勝ち。ベトナムの長者番付の上位には、いつもVin一族がランクインしています。
うなるほど金があるのに、先進国のグローバルスタンダードをクリアしていないところが、残念であり、愛おしくもある。
オレにコンサルさせてくれたらなぁと、適当なことをつぶやく昼下がりです。
(おっと)