コスパ重視!ハノイ女子旅2~3名向き ホアンキエム区・旧市街に位置するアクセス便利なミニホテル
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ベトナムは3つ星ホテルが狙い目です。外から見てパッとしないホテルでも、宿泊するだけならば日本人の感覚で見ても「値段の割に結構いける!?」ホテルが実は多いのです。
ただ、ご年配の方やラグジュアリーな空間を求めている方向けではなく、激安でバックパッカー用のドミトリーというわけでもありません。
学生さんや社会人の週末旅行などでLCCと組み合わせて出来るだけお手頃に、でもそこそこ清潔で安心して泊まれる旅上手さんへ情報提供ができればと思います。
今回は、ハノイ在住の私達があえて一泊ちゃんと宿泊してレポートしたいと思います。良い所だけではなく少し残念に感じた点もありのままに書いていきますので、どこまでご自身の許容範囲かチェックしていただけたら幸いです。
本日、第1弾のホテルは、ハノイ市内の観光といえばここ!と言われる旧市街のバッスー通りにある「ハノイシックブティックホテル」 です。
選択理由は、予約サイトで一人2,000円代とお手頃だったから(笑)
見た目はちょっと古びたような感じで、到着したら「あら」と思われるかもしれませんが、中は割とキレイに(ベトナムなりに)可愛い内装です。
ロビーは狭くてこじんまりしていますが、天井はゴージャスに吹き抜け。
暑いベトナムは日本より天井が高く、熱を上に逃がすんです。
狭いですが綺麗なエレベーターホール
花瓶が土産屋でよく売っているデザインで、なんかな~と思いつつ、エレベーターが開いたらもっとびっくり。
元々は何かの商業ビルを改装したのか、両開きで向こうになにかバックヤードが見えちゃいます。というかスタッフの声が聞こえますがご愛敬(笑)
本当は14時からチェックインなのですが、10時過ぎに行っても快く迎えてチェックイン対応も荷物預かりもしてくれました。口が開いたカバンをそのまま預けましたが盗難などありませんでした(旅行者は絶対にマネしないでください・・・)
チェックイン待ちの間に、ベトナムの定番「レモンジュース: Nuoc Chanh」をいただきます。果肉も浮いているので手作りでしょう。ほんのり甘くて酸味が疲れを取ってくれます。
そしてここでゲットしておきたいのがホテル周辺地図。数あるショップリストの中でのお勧めや、スタッフが休日に出かけるおすすめレストラン(地図にないため書き込んでもらった)を教えてくれました。
この情報を元に、お昼は徒歩3分ほどのバインクン(Banh Cuon:米粉のクレープ)とブン(Bun:米の丸細麺)の店 へ。
その途中で見つけたハイフォン料理(ハノイから車で2時間ほどの港町)の店(Banh Da Do HP)と、今どきなセンスのいいカフェ(Coffee shop DREW)にも立ち寄りました。
ちなみに夜はウナギ料理(お粥・春雨ヌードル)の店へ行きました。
翌日はおこわ(Xoi)をテイクアウト。徒歩圏内には様々な飲食店が並びます。
その周辺散策の詳細レポートはこちら。
そして3時間も早めに準備を整えて下さったお部屋にいよいよ入ります。
宿泊フロアはちょっと殺風景・・・
扉も年季が入った押しごたえ・・・安かったけど本当に大丈夫か?
と不安いっぱいで開けてみたら、ちょっと安心。
お部屋はこんな感じ☆
「ブティックホテル!」と言われると、正直そこまでのセンスではないと思います。
でも私の印象では、予約サイトの写真は期待を裏切っていません。
壁の絵のセンスは好みを選びそうですが、全体にシックでベトナムモダンアジアンと言っておきましょう。
え、てゆうかベッド大きくない?私が予約したのはダブルかツインの部屋ですが、ここは3人用のファミリールームじゃありませんか!
これは旅行者が自分で交渉するのは難しいと思いますが、空いていたらこのようにグレードアップしてくれる可能性も無きにしも非ず??
そのお部屋の全写真と詳細解説(設備・アメニティ・バストイレ・窓の景色・ちょっとした欠点)はこちら。
気分よく一睡した後、待ちに待った朝ご飯!
ただし、ベトナムはローカルフードも美味しい朝ごはんが山のようにあるので、できたら早めに朝食を軽く食べて(パンとか普通の炭水化物で満腹にならぬよう)屋台のフォーや、ブン、バインバオ、バインゾー、ソイ、など激安の朝限定ローカルメニューを楽しんでください。
とはいっても料金に含まれているので朝ご飯は口に入れておきたいところ。コスパを重視した旅行なら早朝にお腹が空いてもちょっと待ちましょう。
朝食会場は最上階の6階で、7~10時までオープンしています。
あれ、お風呂?と不安になりそうですが、中にはちゃんとビュッフェが用意されていました。
メニューは洋食中心です。サラダ・ハム・パン・シリアル・フルーツ・ザート・ドリンクまでシンプルですがバランスはいいです。欧米人・韓国人みんなガッツリ食べています。私も負けじと、、、
中には揚げパン・揚げ餃子・野菜炒め・海老と卵のスープなどベトナム料理もあります。お味はまあまあOK!
そしてビュッフェの他にも無料オーダーメニューがありました。外で美味しく食べられるベトナム料理のフォー(鶏・牛)以外をいくつか注文してみることに。
追加でオーダーしたのは、3番のフレンチトースト
見た目も「ん~」という感じですが、味も今一つ。ジューシーさが足りません。
5番のパンケーキ(マンゴー)
見た目がもう、ありゃって感じですが味もありゃりゃ・・・です。マンゴーも青い薄皮が残っていました。
6番のオムレツ
これは表面が硬めですが中はふんわり。けっこういい感じでしたが、味が薄めなのでケチャップを添えて食べました。
7番のクラブハウスサンドイッチ
これはいけます!作りたてで美味しかったです。
朝食は全体的には「普通」といったところでしょうか。でも値段を考えれば、無料でオーダー料理が複数食べられられうのはお得!外れメニューに出くわさなければ・・・
ただ難点は、会場が非常に狭いこと。私達は朝7時半に行きましたが、ツアー参加者など朝から活動する人は割と早めに済ませようと殺到していました。7時に誰か席を取りに来た方がいいでしょう。
小さいホテルなので16席しかありません。(客室は21部屋)
そして最上階とはいっても旧市街の真ん中にいるので窓からの景色は期待できません。
8月ですが、クリスマスのデコレーションはそのまんま。これはベトナム全体でよくあります(笑)
と、以上がホテルの宿泊レポートです。
お部屋の詳細も合わせて、以下にまとめて評価してみました。
料金:デラックスファミリースイート 60 USD(シングルベッド窓無しなら40 USD)
※実際は今回、Booking.comからツインベッドかダブルベッドのデラックスルームを予約していたので支払は42 USD(4,584 円/室)でした。つまり一泊一人2,300円。
(私はうっかりミニバーの水を飲んでしまったので0.7 USDと、サービスチャージ2 USDが加算されたので、予約サイトの値段より若干高く支払いました:44.83 USD/2名)
しかし、今回はたまたまいい部屋をアサインしてくれたようなのでこの価格はセール並にお得だと思います。とはいっても安い時期は35 USDの部屋も出るようです。
※窓無しのシングルベッドの部屋もチラっと見ましたが、狭くて暗い分、内装やおしゃれ度は逆に良さそうな雰囲気でした。
ベトナムのホテルは一人旅でも全く問題ないのですが、部屋の料金は一室料金制なので、2人や3人で泊まる方が倍はお得です。
総合評価 ★★★☆(3.4)
<価 格> ☆☆☆☆☆ 3つ星ホテルとしては格安
<立 地> ☆☆ ややゴミゴミした狭い路地にある、景色は微妙
<周辺観光> ☆☆☆☆ ローカル食を中心に、買い物やスパも歩いていける
<広 さ> ☆☆☆☆ 窓がある部屋なら解放感あり
<衛生面> ☆☆☆ リネンOK、シャワーカーテンとスリッパ臭い
<設 備> ☆☆☆ バスタブ・ジャグジーあり、コンセント4つ、建物古い
<アメニティ>☆☆☆ 平均的、リンス以外は概ね揃っている
<朝 食> ☆☆☆ 席数少ない、ビュフェは平均的、オーダーメニューあり
<スタッフ> ☆☆☆☆☆ 英語対応だが非常に親切
<お洒落度> ☆☆ 部屋はシックではあるが、全体的にややローカル感あり
ハノイへフリープランでお得に安心して旅行したい方、この記事で書いたマイナスポイントが気にならない方、ホテル選びの一つに入れてみてはいかがでしょうか?
(よめ)
Hanoi Chic Boutique Hotel
住所: 51-53番地 Bat Su(バッスー)通り Hoan Kiem(ホアンキエム)区
ベトナム語表記:Số 51-53, Phố Bát Sứ, Quận Hoàn Kiếm
(タクシーの運転手は英語が読めない人も多いです。こちらのベトナム語↑を見せて下さい)
※週末の車両乗入禁止エリアではないため、ホテル前までタクシーで行けます
電話:+84432668753
公式サイト:Hanoi Chic Boutique Hotel - Official website of Chic Boutique Hotel in Hanoi
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