どうなの⁉夫婦でベトナム移住って

異国で住む・働く・遊ぶ・育てる。家族でつづる旅と日常の間。実験的日本脱出記&雑記

北部港町ハイフォン名物 蟹の揚げ春巻き(Nem cua be Hai Phong)

先日シックブティックホテルに泊まった際の周辺案内詳細レポートです。

ここハノイではベトナムの各地方の専門店が軒を連ねています。
今回ご紹介するのは、ハイフォン料理の「蟹の揚げ春巻き」(Nem cua bể hải phòng)です。

ハイフォンとは、ハノイから東へ車で2時間ほど離れた港町で、工業や漁業が盛んです。最近では日系企業の進出も進み、徐々に日本人にとって身近な街になっているようです。同じ北部の都市ですが、微妙に文化の違いや特徴があるようです。

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店内は、外国人が多いからか、壁にわかりやすく写真付きメニューと値段が書いてあります。

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各テーブルにも見やすく英語メニューも。

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裏面にはおススメメニューでしょうか?名物の「蟹の揚げ春巻き」が!

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調理場はこんな感じ。ハイフォンの平麺「バインダー」や各麺類・シーフードがスタンバイしています。

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こちらは店内の様子。8月ですがクリスマスリースは飾りっぱなしです。来年の準備かもしれません。

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やわらかい麺料理を子供に食べさせる仲睦まじい親子を見ながら、奥の厨房を眺めます。ただの汁麺はスープをかけてすぐに提供されるのですが、揚げ春巻きは大きいもの(10cm四方)をオーダー後に揚げているようで時間がかかります。

ローカル店にしてはめずらしく長時間待たせます。

待っている時はどうでもいいことが気になるものです。目の前に早くから準備された香草の入ったザルです。よく見ると二重です。

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ザルinザル!どんだけ水を切りたいのか、切った水をテーブルにこぼしたいのか、ただの単純ミスを心の中でツッコみながら待つこと10分以上・・・

やっときました。ど~ん!

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香ばしい香りと共に、切り目から湯気とシーフードの匂いが湧き出します。中には海で獲れた蟹(cua bể)が入ってアッツアツです。

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食べ方の要領はブンチャー(ハノイ定番ランチ、焼の焼肉つけ麺)に似ています。
甘辛のヌクマムソースをつけダレとして、香草やブンと一緒にいただきます。

ボリュームはブンの方が多いくらいです。一人一品ずつ麺類を頼んで、さらにこの揚げ春巻きだけ追加注文しようと思っている人は心づもりしておいてください。

1品を二人でシェアしても嫌な顏はされません。お値段60,000 VND(300円けっこう高め)

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最後にお会計ですが、このドンが店の女主人のようです。私たちが入店してから退席するまでピクリとも動きません。動いているのは熱心に眉毛を引っこ抜く右手先だけです。お金を払った時は英語でThank youと言ってくれました。意外に愛想がいいツンデレが多いのもハノイの魅力です。

 また、実際にハイフォンへ行く予定があるので現地特集もご期待ください。

(よめ)

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店舗情報

Bánh Đa Đỏ HP

住所:2 Cửa Đông, Hoàn Kiếm, Hà Nội(2番地クアドン通りホアンキエム区)
※クアドン通りとハンガー通りの交差点の角に位置しています。