またまた朝ごはん自慢です。ベトナムの朝ご飯はコスパ最高!作り立てで美味しい☆
今日はベトナムならどこでも食べられるサンドイッチ「バインミー(banh my)」です。
日本のサンドイッチとは違って、ミニフランスパンにオリジナルの具材を挟んでいきます。地方によっても味や具の違いがあるバインミーですが、今日はハノイにあるダナン風のバインミースタンドをご紹介します。
ダナンは中部に位置する今人気の観光都市です。言葉や料理など文化が少し違います。ハノイより若干ピリ辛なテイストだそうです。
朝から、屋台にオーブンをのっけて店の軒先でせかせかとおばちゃんが作ります。ここは私の会社の近くで、ベトナム人の同僚もよく朝ご飯や夕方のおやつとして買って帰る美味しいお店です。右奥に見えるオーブンでカリっと焼いてから出してくれるのでとっても香ばしく美味しいんです。
早くから多めに作って低温オーブンでスタンバイさせ、カリッカリのあっつあつをすぐ細長い袋に入れて提供してくれます。お値段10,000VND(約50円)安い・美味い・早い!だからベトナムやめられないんです。しかもこの店のバインミーは他より美味しい!
それでは中身をご紹介。。。
このように細長く持ちやすいナイロン袋の中に、さらに手が汚れないよう細長い紙袋に入れてくれます。実はこの紙袋、緑色は「チリソース抜き」赤色は「チリソース入り」という目印なんです。この店が独自で考えた素早い仕分け方法なのでしょう。普通は新聞紙や広告の裏紙に巻かれているだけです。ここベトナムではやはり圧倒的に赤い袋が多いです。
今朝は朝早く行ったのでまだ作り置きはなかったのですが、いつもはオーブンで一定の時間温めたら、オーブンの上に置いて保温します。その時点でもう赤か緑の袋入りです。「コンカイー」(辛くないやつ)といえば緑の袋を渡してくれますが、何も言わなかったら赤い袋を渡されます。
いつでも出来立て、焼き立てでカリっとしている秘密はオーブンの上の保温スペースだったのですね。
作り方は、まずバターとパテ(豚肉のレバーペースト)を塗ります。それからハム、大根と人参のなます(塩もみ)を入れ、パクチーや肉の乾燥フレーク(ややしょっぱい)を入れたら醤油やチリソースをかけて焼きます。
このおばちゃんは挟み方も上手で、具材が割と均等に散らばっています。野菜が固まっていて味が薄かったり、肉が固まっていて味が濃かったりというムラがないので一定のペースで食べられます。(私は味にムラがあるともう中和するためにもう一口、と多めにほおばってしまいます。。。)
もしコーザイ区へお越しの際は、昼ご飯ストリートのズイタン通りを散策してみてください。朝ご飯だけでなくベトナム人向けのランチがたくさん楽しめます。
(よめ)
住所:14 Duy Tân Hậu, Cầu Giấy, Hà Nội(14番地ズイタン通りコーザイ区)
※だいたいこの辺りのブンチャーの店の前に出店している小さな屋台です。昼ごはんの時間はバインミー屋台はやっていません。朝ご飯か午後のおやつを狙ってください。