どうなの⁉夫婦でベトナム移住って

異国で住む・働く・遊ぶ。夫婦でつづる旅と日常の間。実験的日本脱出記&雑記

日本人が知らない日本のお化けベストセラー本

日本語を勉強するベトナム人なら誰でも知ってる教科書があります。

それがスリーエーネットワーク社の『みんなの日本語』です。

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業界の人なら誰でも知ってる本ですが、そうでない人にはまったく知られていません。

私はベトナム人の人材業に関わるまでまったく知りませんでした。

現在日本には、実習生、留学生、エンジニアなど約20万人のベトナム人がいますが、ほぼすべての人が『みんなの日本語』で勉強しています。

会社や学校の採用面接では、日本語の学習進度を確認する時には必ず、

「『みんなの日本語』の第何課まで勉強しましたか」と聞きます。

日本にいるベトナム人、ベトナムで日本語を勉強している数から考えて少なくとも、20万人以上。ベトナム以外の国でもメインで使われていることを考えると、その数は膨大です。
村上春樹もビックリです。

しかし、これほどのベストセラーを出版したスリーエーネットワークの売り上げが膨大なものになっているかと言えば、それはまた別問題。

なぜなら、ベトナムの20万部は、ほぼすべてが不正コピー本だからです。

町のコピー屋に行けば、500円ほど(日本で買うと2700円)で、ご丁寧に表紙まで付けて丸ごとコピーしてくれます。

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海外では不正コピーされていますが、海外の学習者が利用しているからという理由で、日本の日本語教育の現場でもよく使用されています。その際は、もちろん正規本で。

外国語学習書籍で有名なアルクなどとちがって、スリーエーネットワークという名は、失礼ながら日本ではまったく知られていないと言ってもいいでしょう。

大手がしのぎを削る日本人学習者をターゲットにせず、外国人をターゲットとしたことで、ブルーオーシャンで独り勝ち。先行して市場を抑えたことで、この本で勉強した人が先生になって、またこの本で教えるという流れができ、他社の教科書に簡単にスイッチできない循環が生まれました。漢字、会話の副読本も充実させることで、がっちり囲い込んでいます。

ビジネス展開の参考にもなります。

 

これからは、日本語を勉強する外国人に出会ったら、「『みんなの日本語』の第何課まで勉強しましたか」と聞いて、会話を弾ませてみてください。

 

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