電車のないベトナムでは、安全にかつ安定的に通勤できる手段を得るのに苦労します。本シリーズでは、わたし（よめ）が２年を通して、ベストな通勤手段を得るために奮闘した記録をお届けします。ベトナムの交通事情はもちろん、ベトナム人との交渉ノウハウ、彼らの損得勘定や価値観までが見えてくるかもしれません。在住者目線でよりディープなベトナムを体感ください！
連続ブログ小説「健康で文化的な最低限度の通勤」第４話～ドライバーのために引越し？ドライバーのために働き方改革？～
さて最近の交通事情はと言うと、例のタクシードライバーの彼は全く会わず。。
数週間の彼の帰省中に、私が激安配車アプリに乗り換えちゃったのです。。。。
彼のために（？）引っ越しまでしたといっても過言ではないのに。。。
彼「久しぶり～ハノイに帰ってきたよ、また迎えに行こうか？」
私「あ、安い車を見つけたのでごめん。半額なんだ。。」
彼「そのサービスには勝てないな。良かったね、安いの見つかって」
私「う。。ん。ごめんね。ありがとう。」
だって、値段は半額近いし、新車のような綺麗さ、乗り心地はタクシーの２倍！
窓も閉めてくれるし、大音量で演歌やラジオの交通情報かけたりしない。
個人の車を利用したサービス。つまり車を買える層の人達なので、全体的に対応がジェントル。
話が通じやすい。毎日ドライバーが変わるのは面倒だけど、朝メンは大体５人のローテーション。（アプリがマッチングするので自分で同じ人を選べない）
近所に住むご隠居のおじ様か、自営業の若者。
住所確認のためにかかってきた電話もしっかり答えられちゃうし、
揺れない道・渋滞のない道を私から指示できるようになったんですもの！ホーホホホ♪
googleマップが家の住所を表示してくれないので、毎朝電話かメッセージで
「１０５番地じゃありません、１４０番地です」って事前連絡もしないといけないけど。
※おっちょこちょいなドライバーはよく聞かず近隣の五つ星ホテルのロビーで私を待っていた（笑）
そんなとこ泊まれるならタクシー使うわ！こんなに必死でベトナム語おぼえんわ！とベトナム語で突っ込んでみる余裕もできた。
と、調子に乗って７ヶ月も乗りまくっていたある日、表示される値段が違う。。。
ごまかされるまい、と走行距離や混雑超過料金を確認したが、アプリの計算内容の様子がおかしい。
なんと先月からサービス向上を掲げて約６０％ほど値上げした。。。
てことは、元のタクシー料金から考えると８０％ほど。まだ安いっちゃ安いけど、
こんな面倒な電話や指示して到着を待つなら、すぐそのへん走っているタクシーの方がいいか。。。
前のタクシードライバーの彼をまた呼ぶか。。。
毎日バイクで頑張っている現地人をみていると、もう３年も住んでいるのに甘えているかな。。
と無駄遣い感が込み上げてくる。。。最近は電動自転車で繁華街もスイスイ行けるようになったけど、
ラッシュアワーはまた別だな。。朝５時勤務でもしてみるか？？帰りは同じ時間だけど。。
どうする、どこまでベトナムに順応すべきか。。
だからと言って会社近くのコンクリートジャングルへ引っ越すのは・・・オエー。。。
最近、知り合う日本人のバイク率がけっこう高いのも気になる。
会社に保険も入ってもらったし、でも車間距離５cmの世界でマフラーで火傷せずに左足を地面につけるのか？
ホーチミンの帰宅時スコールがない分、ハノイは運転しやすいか。。。
どうする私！
事故に合わなかったら第６話に続く・・・
（よめ）
写真は、引っ越し先を探している時に内覧したアパート。
ワンルームで部屋全体的に狭いのに、カーテンかと思うような超ビッグホームシアター！！前の住人が置いて行ったのだとか。
これいらないからもう一部屋ほしい。。。
↓ 人気のベトナムブログ、ハノイブログはコチラ
