どうなの⁉夫婦でベトナム移住って

異国で住む・働く・遊ぶ・育てる。家族でつづる旅と日常の間。実験的日本脱出記&雑記

日本で治療する時間がないので、ハノイ整体院へ行ってみた。

ベトナムに限らず海外在住の日本人は、肩こりや腰痛といった海外旅行保険でカバーしてもらえなさそうな不調や悩みを抱えていながらも、現地での積極的な治療ができていない人が多いと思います。

明らかな骨折では現地の整形外科を受診すればX線機材が正直な結果を写し出してくれるでしょう。しかし筋肉や筋といった目に見えない、画像として写りにくい原因は診断も難しく原因究明が長引きます。

そのため帰国する機会があったとはいえ、1~2週間ではスムーズに診断・治療・回復というスケジュールがこなせない人も多いはずです。
(特に帰国中は買い出しに奔走したり、普段に会えない人と会ったり、家族との時間を大切にしたいものです)

今回は私も帰国予定を控えていたのですが、あえてここベトナムの整体院へ足を運びました。

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ベトナムでは、観光向けやスパのようなマッサージは山ほどあれど、なかなか体の不調を治療・施術が受けられる場所はありませんでした。

しかしここ数年ハノイでも、日本人の柔道整復師さんに診てもらえる施設がオープンしています。

その中で、私は「ハノイ整体院」へ初めての治療に行ってきました。

 

経緯

今回は謎の膝の痛みと、首肩のコリで初診にかかります

過去に私はひどい腰痛があり2年ほど整形外科や整体にお世話になり、また産後の不調でも整体にお世話になっています。

元々医療現場で働いていたこともあり細かく診断内容が聞きたい性格でもあるため、日本人の有資格者で経験豊富な先生に細かな解説をしてもらいたいと思っていました。

院での流れ

①受付

予約時間に名前を言えば、小さな院なのでスムーズに手続きが始まります。

お水出していただき、ベトナム人マッサージ師さんと思われる可愛い女の子から用紙の記入を求められます。

ここで痛みの場所や頻度、既往歴など細かく記入する必要がありますが治療にとても大事な情報なので思い当たる事を一気に書きましょう。

②問診

日本人の先生に案内され、治療室へ入ります。中はおそらく3つほどの治療台が置かれた部屋で、カーテンで仕切られています。

まずは治療台に座って、さっき書いた問診票を見てもらいながら詳細を口頭で伝えます。

 ①痛いところ
 ②痛い頻度・角度・負荷
 ③痛みが出だした時期
 ④日常生活について(活動・姿勢の特徴)
 ⑤過去の治療歴について

私の場合は、過去に思い腰痛にかかり、その後の出産と育児によって全身がボロボロになった経緯など、関係あるかないか分からない事まで全て話してみました。

体は相互に作用し合っているようなので、素人判断で関係がないと思う出来事が意外と原因だったりもするそうです。

③治療

治療台に寝ころび、色々とお喋りしながら、痛い部分をほごしてもらいます。貴重な日本人先生からのアドバイスは、ここでもしっかりいただけます、日常生活での注意や早期快復むけた筋トレなど教えていただけます。

私は家が遠いこともあり、今回は診断とアドバイスを目的に受診しました。しかし近所の方や経済的に余裕がある方は、日本人の先生の治療をある程度受けられた方がいいかもしれません。

筋肉は触られることによって脳に刺激が届き、正しく体が使えるようになるそうです。今回は私も、自分の手が届かない深層の筋肉にアプローチしてもらいました。
そのため、自分で姿勢を意識できる状態、または痛みが取れて、運動や生活改善ができる状態まで根気よく治療しないと再発する可能性が高いようです。

習慣というのは自分を作ります。怖いですね。

④支払い

今回は初めてで、日本人の先生に治療をしていただいてので、ホームページの記載通り初診料込みの1.400.000VND(約7000円)でした。詳しい料金はこちら

 2回目からは1.000.000VND(約5000円)になると思います。保険適用外の整体治療は日本でもこのくらいの値段です。もっと高い院も多いです。

これを高いと感じるかどうかは、日本への帰国頻度・期間と、あなたの症状次第です。。。

感想

 治療を一回やっただけでは効果はなんとも言えません。しかし問診してすぐの施術で一発で痛い箇所(凝っている筋肉)を当ててもらえましたし、自分で家でできる体操や気を付けるべき姿勢を習えたのはよかったです。

個人的にはスパにそこまで興味がなく、ベトナムの マッサージでは物足りない感じです。なのでどうせ体をもみほぐしてもらえるなら、きっちりとした治療院がいいなと思います。痛みやコリの場所を説明するにも、日本語が一番安心です。

 私は腰痛を甘く見ていて、最後には杖生活になった時期もあります。早期発見・早期治療・一つずつ原因の可能性を潰していくためたには早めの受診をおすすめします。

 

(よめ)

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