南国のスイーツによく入っているタピオカ。その原材料となるのがキャッサバという芋です。メコンデルタと並び、ホーチミンからの日帰りツアーで人気のコース、クチトンネルにて食す機会がありました。
クチトンネルとは、ベトナム戦争時代に米軍に対抗するために地中に掘られた狭い通路。体の小さなベトナム人でも窮屈なサイズは、アメリカ兵にとっては中に入れない大きさ。この体格差を生かした戦略的通路で火力に勝るアメリカを翻弄したそうです。
キャッサバは、戦争時代の主食であったということで、アクティビティの一つとして供されます。
一言で言えば、味のないさつまいも。砂糖とピーナッツ、少しの塩を混ぜたものに付けて食べます。これがなかなかうまい。いかにも身体にいい味がします。お菓子代わりに食べれば、メタボと縁のない食生活が送れるでしょう。
笹の葉のお茶とご一緒に。
お気に入り:★★★