会社での会議。
テーマは集客。
弊社の集客施策は、ベトナムではおなじみのFacebookへのポストか友達、親戚筋を伝っての動員。
各スタッフがいくつもFacebookアカウントを持ち、関連ポストを上げ、別アカウントでイイネ、コメントする自作自演。
果ては、これらの作業を代行してくれるイイネ屋さんもいる始末。
その事務所に行けば、スマホがずらりと並び、一日中イイネしてくれるらしい。
オレオレ詐欺の事務所かっ。
我慢ならないのが、これをITマーケティングと呼ぶところ。
ちがうからっ!
縁故プロモーションについては、当然数に限りがあるので、掘りつくした後は、新たな縁故を求めて別のスタッフを採用する。
これをひたすら繰り返す。
で、人が集まらない。
こんなことをしても変わらないので、別の施策を提案するも、
二言目には、
「ベトナムのやり方は、こうなんです。」
「まだ会社の歴史が浅いので、仕方がありません。」
「ちーがーうーだろぉっ!」
「そんなことだから、我が社は頭一つ抜けられないんじゃないの!」
「コストが安いんだから、トライすればいいやろ!」
と出かかった言葉を飲み込む。
早口で言っても伝わらない。
マーケティングの扉は、想像以上に重い。
(おっと)
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