どうなの⁉夫婦でベトナム移住って

異国で住む・働く・遊ぶ・育てる。家族でつづる旅と日常の間。実験的日本脱出記&雑記

連続ブログ小説「健康で文化的な最低限度の通勤」第4話~ドライバーのために引越し?ドライバーのために働き方改革?~

電車のないベトナムでは、安全にかつ安定的に通勤できる手段を得るのに苦労します。本シリーズでは、わたし(よめ)が2年を通して、ベストな通勤手段を得るために奮闘した記録をお届けします。ベトナムの交通事情はもちろん、ベトナム人との交渉ノウハウ、彼らの損得勘定や価値観までが見えてくるかもしれません。在住者目線でよりディープなベトナムを体感ください!

連続ブログ小説「健康で文化的な最低限度の通勤」第3話~予約は予定、予定は未定、約束の意味なし~ -

 

周囲の方々を心配させるくらいに毎日ブーブー言っているこのシリーズ。ご安心ください。ようやく通勤状況が安定してきました。しかしそれに至るまでに、色々な調整が必要でした。

⇒一度、仕事中に気分が悪くなりダウン。
⇒会社を早退して病院へ行くが疲労だけで病名はつかず。
⇒精神面を疑った上司がすぐ業務改善に乗り出してくださる。
 (たぶん春特有の頭痛だっただけなのに・・)
⇒上司が「働けなくなるくらいならワガママを聞こう」と、渋滞回避できる早朝に勤務時刻変更。
⇒運転手の始業時刻(6:30)に約束したので他の客にとられずにすむ。
&職場に近くはないが、タクシー禁止橋を通らないエリアに引っ越し。
⇒家の前まで運転手が来てくれる。家に着いたら「今、家の前に来たよ」とメールで到着を教えてくれ、ギリギリまで部屋で待てる♪
⇒帰りは16:30と、夕方の渋滞が始まる前に退社。
 (できるように業務を調整してもらえた)
 携帯を見ると16:20には「もう会社の前で待ってるよ」と連絡あり!
⇒運転手も運転しやすい時間帯で、残業で待たされるケースが少ないためお迎え確率が上がってきた!
⇒時々何も言わずに田舎に帰ったり寝坊されたりするけど、ちゃんとベトナム語で「連絡くれなきゃ他の運転手に乗り換えるぞ!」と注意したら、一日前に細かな連絡をくれるように。
「明日の朝、田舎へ帰るかもしれないけど、今晩中にメールで知らせるよ」と予告してくれる。そして夜には
「予定通り田舎へ帰ることになったから、明日は自分で他のタクシーを予約してね」と確定事項の連絡まで!

坊や、よくここまで成長したね!本当に君はベトナム人かい?
予定や計画を嫌い、今を生きるベトナム人かい?
大卒でも院卒でも「報連相」ができないベトナム人かい?
失敗を隠蔽したり、嘘をついて話を大きく盛るベトナム人かい?
お金に厳しく、したたかなベトナム人かい?

彼は学歴は高くないようだが、少し説明すればすべてを悟る。
残念なのは、何度も「ハノイの大気汚染はヤバイから窓を閉めて」
と言っても閉めてくれないし、急ブレーキは踏まないでと言ってもすぐ加速&ストップしちゃうけど、ひとまずは良しとしよう!

と安心していたその矢先に。。。

会社の同僚に「配車サービスアプリで見つけた運転手が、あなたの通勤距離なら今の半額くらいで送迎できると言ってます」と教えてくれた。
は、半額。。しかもそのサービスは車のグレードも高い。。。

今度は私が手の平を返す番か?でもせっかく苦労してここまで関係構築したのに??
どうする私!お金か?彼の誠意か?自分の意地か?
と悩みながら明日も彼の車乗るのです。。。

 

第5話へ続く・・・

 

(よめ) 

 

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今や定番アプリのドライバー。

もうベトナムは撤退してしまったUberやgrabが普及し、便利を知った2015年。。。

ただこのアプリでは安くなりますが同じドライバーは指定できないのです。個人交渉するしかありません。

 

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