どうなの⁉夫婦でベトナム移住って

異国で住む・働く・遊ぶ・育てる。家族でつづる旅と日常の間。実験的日本脱出記&雑記

2019年1月28日は旧暦の12月23日で「Ngày ông Công ông Táo」という台所の神様の日です。

テトの元旦一週間前となりました。この時期に、ベトナムの各家庭では、御馳走を作って祭壇に供え、鯉やお線香を捧げます。

これは中国から伝わった文化だそうですが、ベトナム語では「オンコンオンタオ」と言い、台所の神様を祀る日とされています。日本語では「吐君節」というようです。

一年の家の出来事を台所から天に報告にいくということで、その際の神様の乗り物が北部では「鯉」南部では「馬」とされています。
そのため、鯉や馬の絵が描かれた紙を燃やしたり、北部では鯉を池に放ったり食用の鯉を調理して祭壇に供えるなどの風習があります。

我が家はベトナム人の大家さんと半同居のため、一家の祭壇には食事と果物がいつも以上にびっしりと供えられていました。また、いつもは肉だけの焼き鳥ですが、今日は尾頭付きでこんがりローストされた鶏冠もしっかり飾られて振る舞っていただきました。

ベトナムでは、マンションや現代的な建築でも、祭壇はドーンと派手なもの(アップライトピアノ2台分)のものを屋上や最上階に祀ってあることが多いようです。

 

この日は、家族みんなできるだけ集まって食卓を囲むようにするため、今年は28日の月曜ですが27日の日曜から準備している家庭も多いそうです。
2年ほど前に会社の忘年会と重なった時は、欠席者や途中退席者が出るなど皆自分の家庭で吐君節と祝おうとするようで驚きました。

日本ではだんだんと風習が廃れてしまっていますので、ベトナムの温かい家族団らんやご先祖様を尊敬する気持ちを見習っていきたいと思います。

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(よめ)

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