今日は、おっと・よめ共に大好物の果物、ベトナムのザボン(ブンタン)をご紹介します。
グレープフルーツと訳されることが多いのですが、似て非なるザボン。酸っぱくも苦くもない柑橘類で物によってはオレンジより甘いのです。
ベトナムでは酸っぱい果物が非常に多く、また熟れていない状態で食べる文化があります。私はこれが苦手で、甘い果物を選んで買うようにしています。
旬と品種
南部は年中食べられるようですが、北部の旬は2月頃から。テト(旧正月)の前から流通が盛んになり、みんな神棚の正月飾りやお供え、または木ごと購入します。
スーパーには緑の皮で中の果肉がピンク色の「bưởi da xanh」(皮が青いザボン)は縦長で大きく、お値段も少し高めです。
レストランカフェでもジュースとして提供されています(以下ブログ参照)
www.vietiju.com
今日ご紹介するのは、北部で冬によく出回っている「Bưởi Diễn 」(ブオイ・ジエン)は皮がグレープフルーツそっくりな黄色い真ん丸のものです。
農家からトラックで直接露店販売をしている場合だと、郊外では1玉8,000vnd(約40円)という破格でも手に入ります。
今回は市場で1玉2~3万ドンの物を使って、市場の人と同じ皮の剥き方をご紹介します。
外見についての補足
よめ的に、酸っぱい物は好みではないので、できるだけ完熟の物を選んで買います。特徴と理由は以下の通りです。
①シワシワ:熟成されるにつれ、皮が乾燥している(が、中はジューシー)
②黒ずんでいる:軒先に放置されて汚れているだけ(流水で洗っても時間の無駄)
剥き方のポイント
①外果皮:皮を水で洗っても簡単にすす汚れは落ちないので、洗わずに剥く
②中果皮:切り込みを入れて、手で剥く(この状態なら冷蔵庫で保存可)
③薄皮:食べる時に向く
日本だと、出荷場で高圧洗浄などされていると思いますが、こちらの果物や野菜はそのまま店頭に並びます。
ベトナム移住当初は必至で何でも洗っていましたが、「あ、必死に洗った皮を結局捨ててる。。。」と気づき、どんな果物も「まず汚れと皮を一緒にゴミ箱に捨ててから、手と器具を洗って可食部の処理をする」という習慣がついた よめ でした。
剥き方動画
今回は初めて、夫婦でYoutube動画を作成してみました。(ブログ開設して約2年、やっとです)
文字だけでは伝わりにくいことも動画なら一目瞭然。ベトナムの雰囲気をよりリアルに感じていただけるのではないでしょうか?ぜひポチっとお立ち寄りください。
いかがでしたでしょうか?
なんだかんだで在住6年目、いつまでいるか分からないベトナム。貴重な体験を気まぐれで動画にしていきたいと思います。
今年のテトの前に子供の託児所友達の家に行くと、大きなザボンの庭がありました。「たくさん採れるけど、まだ食べない方が美味しいよ」とアドバイスしてくれたベトナム人ママ友に感謝☆
※ちなみにベトナム人の間でこの「ブオイ」という果物は「巨乳」の例えに使われるそうな・・・話す場面は注意しましょう(笑)
(よめ)
↓ 人気のベトナムブログ、ハノイブログはコチラ