どうなの⁉夫婦でベトナム移住って

異国で住む・働く・遊ぶ・育てる。家族でつづる旅と日常の間。実験的日本脱出記&雑記

紙ナプキン色々~手先が器用で暇なベトナム人店員のお家芸~

日本でもベトナムでも、外食へ行けばだいたい置いてある紙ナプキン。

日本の場合は、専用ケースなどに立ててある事が一般的だと思います。またそれらが店員の手に触れていないかのように、きっちりとすし詰めの「梱包から出したそのままです」感が口元を拭く際の安心につながりますよね。

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なぜかベトナム中で出回るベトナム航空向けの紙ナプキン

ここベトナムでは違います。いかに見栄え良く、面白く飾るか、が重要視されます。そして賃金が安いため店員の数が多く暇です。

レストランでもカフェでも、客待ちをしているような余裕のある店では必ずといっていい程、「飾り紙ナプキン」が見られます。

まずはこちら、

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薔薇の花に見立てたずらし技。隣にある造花と勝るとも劣らないビジュアルです。

このタイプはカフェに多く、ずらして並べたものをグルグルと巻いて入れているようです。こちらも思わず互い違いに引っ張り出したくなりますね。

お次はこちら、

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ある程度は束になっているのですが、それを3分割するという。楽そうに見えてひと手間かけてます感。さりげないおもてなしの心が表れているようです。

ちなみに取りにくいです。

続いてこちら、

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 百合花を思わせる開花感。紙ナプキンから今にも香りが放たれるように、両側のナプキンは机スレスレです。

にしてもこの等間隔に広げるバランス感覚はなんとも器用ですね。

そしてお値段高めのレストランではこんな物も、

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中華料理だったからか、中国の高い仏塔を思わせる積み上げ具合。キッチリと長さを揃えて折られてられています。下の容器に対して、気持ち高めくらいが高貴な演出に一翼を担っているのでしょう。

高級な店程店員の数がさらに多く、暇を持て余している店員がソワソワしています。

 

さて、高さで言うと右に出るものがないであろうこちら、 f:id:heath911:20190729190612j:plain

ソフトクリームと見間違えるような、非常に創作的な一品です。フレンチシェフもびっくりな、天高く突き進むフォルムに圧倒される客も多いはず。

ただいたずらに積み上げるだけではなく、取りやすさを意識してか土台の重点を置いた構造に実直さがうかがえます。

私がベトナムで紙ナプキンが飾ってある店(ドローカルや屋台以外)行く時の楽しみの一つです。ご旅行の際はメニューだけではなく、さりげない店員の遊び心を一緒に楽しみましょう。

 

よめ

 

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