新型コロナウイルスの市中感染を見事に抑えたベトナムでは、5月から通常の経済活動が再開し、6月には国内旅行のキャンペーンが続々と打ち出されました。我々「おっと・よめ・こども」で、7月のコロナ再発騒動の前に運よく旅行をすることができましたので、こちらにシリーズとしてまとめていきたいと思います。
まだまだ夏休み本番で旅行計画中だった人も多いようで、早く終息することを願います。。。
ダラットの魅力を調べてみると、やはり泊まってみたいのがフレンチヴィラ。
今回私達が選んだのは、植民地時代に広い敷地に建てられた家を改装してホテルリゾートにした「アナマンダラ ヴィラズ ダラット リゾート&スパ」です。
ロビー・フロント
前回の記事のアクセスで、シャトルバス降り場から10分もかからない距離をタクシーで走ると。急な坂道に入ったところでホテルの入り口が見えます。
少し高級なキャンプ場の様な、オープンエアな建物にフロントがあります。
ここでチェックインをしながらホテルのイメージビデオが観られます。
様々なアクティビティがあることや、自然に囲まれたこの風景だけでもテンションが上がりました。
この時は6月ということもあって、ベトナムでどこでも格安のサービスが受けられました。ホテルの宿泊料ももちろんですが、ここではディナーや料理教室、スパ、ツアーなどもセットでお安くなっていたようです。
我々は、市内ツアーとディナーをセットで申し込むことにし、到着してすぐアフタヌーンティーも堪能しました。
客室(ヴィラ)
フロントからは数台のカートがあり、ガタガタと揺れる道を下ってそれぞれの客室へと移動します。
歩いても2~3分の距離ですが、客室からフロント・レストランへは上り坂となるため、内線で呼ぶといつでもカートを手配してくれます。
一軒家をそのままホテルの4室にあてているため、まるでホームステイ気分。
しかし中はキッチリと区切られているため、他の宿泊客と顔を合わせることはありませんでした。私達は1階部分に泊まりましたが、2階部分の人は写真左側の坂の上にある2階の玄関から入っていくようです。
さて部屋に入ろうとドアの横を見ると、目を引く不思議なオブジェが。
伝統を感じさせる雰囲気と遊び心のギャップにキュンとしてしまいました。
そして楽しみのお部屋の中です。
ベトナムでは少ないフローリングの床に、大きなチェストと、アンティークな書斎スペースがありました。荷物を置いても子供が走り回れるほどゆったりしています。
玄関を内側から見た図です。大きな窓が光を採り込み、左に見えるリビングとの間にドアがないため非常に開放的なお部屋です。
雨が多く結果的にお部屋でのんびりする時間が長くなったので、ダラットではお部屋選びが重要だと感じました。
ヨーロピアンな造りが一番あらわれていると思うのがバスルームです。
ドアは一枚で、中のトイレと洗面台・バスタブ・シャワースペースが全て仕切りなく同じ部屋となっているため、子供とはいいですが夫婦でも同時にはなかなか使いにくいです(笑)
あとは、エアコンがないため、換気はドアを開けるか扇風機のみ。虫が嫌いで湿度にちょっと敏感な私は手洗いの洗濯物が乾きにくいなど、若干の不便さは感じました。
しかし開放的な広々とした部屋でバスタブに浸かると、ああ旅行に来たんだなと思えて幸せも大きかったです。
プール・ジム・キッズスペース
ハノイからせっかく水着を持っていていたので、寒い気温の中なんとか1回だけ入れました。午後から長時間の雨が降る雨季に来てしまったため、午前中の晴れ間だけがチャンスです。
9時頃には強めの太陽が顔を見せたかと思うと、10時には曇ってきてしまい小雨が降り出して慌ててこどもを引き上げました・・・。「山の天気は変わりやすい」というのを身をもって実感しました。
レストラン
朝食・ランチコース・アフタヌーンティー・ディナーコースなど朝からずっと営業してくれます。ルームサービスもここから各ヴィラへ届けてくれます。
その他サービス
その他、スパ、カラオケなどもありました。
アクセス
市内の中心ではないため、静かで落ち着いています。山の上にあるような景色が楽しめますが、中心地へは車で10分もかかりません。
こんなにアクセスがよく、さらに静かで落ち着けるホテルはなかなか少ないでしょう。
その他にも、フェイスブックなどで探すと個人経営のペンションも非常に多く見つけられます。
施設にお金をかけるか、観光にお金をかけるか、おしゃれな景色を選ぶか、いろいろなパターンでダラットの宿泊先を探してみるのも楽しいものです。
(よめ)
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