どうも、よめです。3年くらい前の話ですが、名店で今も残っているようなので記事にしてみます。
ベトナムの伝統的なデザート「チェー(Chè)」のお店です。チェーはよく「ベトナム風ぜんざい」と訳されますが、氷を入れて冷たく食べるものが多く、冬や行事食として食べる温かいものは少ない気がします。
なので私は日本人に説明するときは「夏はみつまめ・あんみつ」「冬はおしるこ・ぜんざい」と説明します。
(※テイクアウトの時、ビニール袋に入れられる氷を、保冷剤と勘違いして捨ててしまう外国人が多いのです。しかしこの氷を入れながら冷たく薄めてたべる濃厚スイーツなのです)
この店名「ボンムア」は「Bốn(4) Mùa(季節)」と書き、「四季」という意味のようです。よくアイスクリームの盛り合わせの名前になっていたりします。「アソート」みたいなノリでしょうか。よく知りませんが。
ハノイの旧市街、ホアンキエム湖の北にあり、ベトナム人にも人気の高いお店です。
店はかなりオープンで屋台のような解放感。奥にも若干のベンチのようなエリアがありイートイン可能です。
私はテイクアウトして持って帰って食べました。
上は葉っぱから作られますが黒い色の仙草ゼリー(thạch đen)、下にはハスの実(Hạt sen)が入っています。わりとさわやかな組み合わせ。
もう1品は・・・
そしてこちらは、先ほどのものに比べて、真ん中に緑豆のペーストが入っています。
「ダウサイン(đậu xanh)=緑豆」はベトナムの様々なお菓子に使われているので、実は在住者がよく目にする文字なのです。
注文する時は「タップカム(thập cẩm)」=「全部のせ」と言ってみましょう。この「タップカム」はバインミー(banh my)や、おこわ(Xoi)を注文するときにも使える言葉です。その店にある具材を全部入れられるので、お値段も一番高くなります。
しかしチェーは元々が安い(50~150円)お店が多いので、ベトナム人もよくタップカムを頼んでいるように思います。
(よめ)
当ブログのYoutubeチャンネルです。ブログで伝えにくいネタや雰囲気を動画にしています。
↓ 人気のベトナムブログ、ハノイブログはコチラ