どうなの⁉夫婦でベトナム移住って

異国で住む・働く・遊ぶ・育てる。家族でつづる旅と日常の間。実験的日本脱出記&雑記

ベトナムドンで貯金ってどうなの?①「素人主婦が手堅く資産形成してみる(してみたい)」

どうも。実はマネーにもちょっと興味のある、よめ です。

といっても数あるコンサルブログや投資家ブログのような専門的な情報はお伝えできません。通訳を使わずに自分で窓口へ行ったり電話で問い合わせした情報を基に書いております。また刻々と状況が変化していますので、詳しくは銀行またコンサルへお問い合わせください。

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ベトナムの1000ドン札(5円相当)

そもそもなぜベトナムで貯金したいのか?

これは投資や金融関係、ベトナムでビジネスをされている方には常識のようですね。
はい、ずばりシンプルに高金利です!

このことは私は渡航前は全く知らず、移住し始めてしばらくして気づきました。発展途上で信用の低い国や、経済成長している段階ならばよくあることのようですね。かつては日本でも郵便局の定額貯金で何年で倍になるとかいう話を祖父母から聞いた記憶があります。今や(というか結構前から)日本の金利なんでゼロと同じですね。。。

本来、投資はどれが楽でシンプルか?

そう思って、日本で生活していた時代は地味に外貨貯金や投資信託をかじり、ラッキーでちょっと儲かったり情報見落として損したり、為替差益で動かせなくなったり、銀行や証券会社の窓口で色々と質問したこともありました。

しかし私はずぶの素人で、やっていること自体がギャンブルのような状態です。また忙しく頻回の相場チェックができない人にとって、安全面やリスク・管理の手間で考えると、以下の順ではないでしょうか。

  1. 普通預金:ただ資産を守るだけ、増えない、しかし脅威はない。
  2. 定期預金:日本はゼロ金利に近い。しかしリスクはない。
  3. 外貨普通預金:為替レートが気になる。しかし貯金なので株や投資信託のような目減りはしない。
  4. 外貨定期預金:利率が3より若干よいが、タイムリーに換金できない。目減りの心配はない。
  5. 投資信託:その他外貨建てMMFなども、商品や通貨を見極めれば上手く成長させられる。しかし短期運用や成績の悪いファンドでは痛い目をみることも。
  6. 株:経済情勢を見ておく必要がある。応援したい企業があるかどうか。
  7. FX:よく知らないが、短期で運用する人に向いていそう、ハイリスクハイリターン。。。

↑私調べなのでいい加減な表現をご容赦ください。

※この記事で言う「ベトナムドン貯金」とは4の「外貨定期預金」にあたります。普通預金は日本ほどではないですが金利はかなり低いです。

海外で貯金するリスク

しかし金利が高いとはいっても、どのくらい長期的に住むのか?日本に本帰国した後に何かややこしくならないだろうか?という不安から積極的に向き合っていませんでした。それはどこの駐在家庭でも同じことを考えていらっしゃるのではと思います。

  • 永住するわけではないので、赴任先の外貨が増えても仕方がない。
  • 一時帰国で細かく日本円に換金したい。
  • 帰国時(一時帰国時)の為替が悪かったら、換金ができない(したくない)
  • 持ち出し上限金額がネック(5000USDまたは相当額の外貨、ドンなら約8万円相当以上は申告が必要)

私達(移住・長期在住)でもベトナムドン貯金はリスキーなのか?

上記の話を聞いていると、自分もあまりドンを多く持つ事はよくないのかと感じるようになっていました。なぜなら日本にある日本円の出費は以下のようにたくさんあり、また日本の金融機関やカードの利用しやすさもあるからです。

  • 一時帰国中の生活費・交際費
  • ベトナムにいる時でさえ日本のAmazonで購入→一時帰国で運ぶ。
  • 日本にいる友達の結婚・出産祝い、日本の家族の誕生日や記念日。
  • 日本のクレジットカードは国際的に使え、世界最強。
  • ベトナムの銀行が発行するクレジットカードは国際的な信用が低く、使える店やサイトも限られる

以上のような状況で、日本のクレジットカードや口座引き落としの仕組みは簡単に手放せません。なので私達も、常に日本の口座にお金が残っていないといけないという不安に駆られました。(住民票を置いているかどうかによって日本の口座保有も問題があるかもしれまませんので別途ご確認ください)

しかし数年住む間に、ベトナムに住んでベトナムドンで出費する者にとって、株や投資信託と違い(ほぼ)確実に財産形成できる方法だと実感したのです。

ベトナムドンで給与受け取り、全ての出費がベトナムドンで清算できる

まず、日本国民であり将来的に日本に帰る予定がある場合は、ベトナムドン貯金は「外貨預金」と見て良いと思います。そこで「外貨預金」と聞くとリスキーに思えるのは、「最終的に円に換金しないと利益が出てもお金が使えないから」ですね。

これは任期の決まっている駐在員や公務員・ボランティア団体の方なら、帰国日・帰任時期を自由に決められないためリスキーなのです。

しかし、我々のように自由に転職して自由に行き来する立場の人間としては、住んでいる限りベトナムで消費できるわけです。会社からのカバーもないため払いたい放題です(笑)その科目は以下です。

  • 家賃(基本は100%自己負担、会社負担の場合は給料が少し減る)
    ※ドル払いを認めてくれる大家さんも管理会社もあります
  • 光熱費(大家さんや管理会社の請求に対し、現金または家賃と振り込み)
  • 食費(市場もスーパーも基本はドン払い)
  • 交際費(冠婚葬祭のお祝いやお香典もドンでやりとり)
  • 交通費(社用車はないため、タクシー・バス・バイクのガソリン代など)
  • 航空券(会社負担がない場合、ベトナム銀行のデビットカードでドン引き落とし可能)
  • 保険料(ベトナム現地の保険サービスならドンで振り込み)
  • 教育費(ドル払いが認められるのは大きな学校、習い事も基本はドン)
  • 帰国時の買い物・娯楽(ベトナムで開いた国際銀行のクレジットカード引き落としはドン口座にできる)

日本側に所属しない働き方をし、全てベトナム側の組織に紐づけられ自己負担をしている人にとって、かなりの金額をドンで支払うことが可能になってしまいます。

ベトナムドン貯金はいつまでできるか?すべきか?

前述の通り、貯金を解約してもしばらくはドン出費があります。なので貯金するお金が次々溢れて困っていない人以外は、少しずつ分割ハンドキャリーで運びつつ、帰国のタイミングまでになんとか処理できる方法があると思います。

(※この「分割」ができる条件にも、①帰国回数が多い。②家族と荷物を分散させられる。という条件の下なので、もちろん急な帰国の場合は何らかの形で引き落とさないといけません。)

もちろん数十年後まで運用することは考えていませんが、今だけでもしないよりした方がお得かと考えます。では仮に「5年」など移住年数を決めていたとしたら、その5年でどんなメリットがあるのでしょうか?(駐在でも気が付けば5年という人はチラホラいらっしゃいます。)

長くなりましたので、これについてはシリーズ②でお届けします。

 

 

(よめ)

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