流ちょうすぎる英語は伝わらない
TOEIC対策よりも、使える英語
ベトナムで働くには、英語はどの程度必要なのか。
職場によっては、日本語と片言の英語と、ジェスチャーで乗り切ることもできますが、できないより、できた方がいいでしょう。
私の場合は、前職の社内公用語が英語。現在は、日本語と英語、片言ベトナム語。という環境で、仕事をしてきています。
ベトナムでの英語は、これくらいあれば十分というレベルが分かってきたので、ベトナム行きが決まった方のために、対策をまとめておきます。
中学英語でNo Problem
英語の対策と言っても、身構える必要はありません。日本での英語対策のようにTOEICで〇点取るぞ!と意気込むものではないからです。
なにしろ、ベトナム人も英語は第2言語、欧米人並みの英語は聞き取れませんから。
ベトナムをはじめとするアジア圏の英語対策の最重要点は、“使えること”。
では、具体的にどうするのか?
それは、中学3年までに習った英語を復習すること。
アジア英語の短期対策は、とにかく基本文系を徹底的に使いまわせるようにする。
長文読解やリスニング対策、ボキャブラリーの増強。後回しにしましょう。
複雑な文法や単語、流ちょうすぎる英語は、かえってコミュニケーションの妨げになります。
準備編:会話回路の開通
じゃ、どんな教材で対策をすればいいのか。
私のおススメは、一択です!
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どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK) 新品価格 |
この本での目的はひとつ。英語知識が眠っている脳から口への回路を作ること。
中学1年レベルから中学3年レベルまで順を追って、およそ日常会話で使われる文型が網羅されています。
やることは簡単、口に出してただただ反復練習するだけ。
This is a pen. Is this a pen. What is this? ...
英語から離れていると、これらの文型でも口に出すのに、2、3秒かかるかもしれません。
それを1秒以内に出せる練習のみ必要です。
ごくシンプルな構成と内容ですが、amazonでも300以上のレビューが付いてる名著です。
実践編:開通した会話回路を太くする
上記の本を2週間くらいしたあたりで、会話の練習もしておきたいところ。
それには、スカイプでフィリピン人講師と安価に話せるサービスがいいでしょう。
ぶっつけだと、戸惑うことも多いので。
レアジョブ英会話は25分187円でフィリピン人講師とマンツーマンで英会話できるサービスです
資格編:会社向けに資格にも挑戦
会社に英語力を証明するには、TOEICが一番でしょう。
海外就職への転職活動でも履歴書にも書けます。
ただ、500点を下回るようだと、書かない方がいいです。
その際は、「使える英語を習得してます」で、押しましょう。
TOEICの対策については、それだけで一つのブログができるほどなので、ここでは必須の公式問題集をご紹介しておきます。
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あなたはもう英語が話せる
私がベトナムで英語を使って仕事をするようになってから気づいたことは、
「オレ、英語話せてる」でした。
そうです。
学校で勉強した人なら、英語が話せるのです。
日本の英語教育は、英語ネイティブの会話を理解することを目指しています。
それが達成できるまでは、英語ができると言ってはいけないような気がします。
しかし、ことアジアに限定すれば、そのハードルはぐっと下がります。
もっと聞きやすいし、話しやすい。
義務教育を終えたあなた。
まずは、すでに自分は英語が話せる、ことを知ってください。
極端な話、このマインドセットが一番大事と、私は考えています。
日本の義務教育のパワーを信じて、ベトナム人とやり合ってください!
※ベトナムのドえらい訛り、ベトリッシュについては、またご紹介します。
(おっと)
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