どうなの⁉夫婦でベトナム移住って

異国で住む・働く・遊ぶ・育てる。家族でつづる旅と日常の間。実験的日本脱出記&雑記

フォーに続くベトナムの代表的麺料理「ブン」・米粉のクレープ「バインクォン」の店、「Thanh Van」

先日シックブティックホテルに泊まった際の周辺案内詳細レポートです。

旧市街に関わらず、ハノイ人に愛されているローカルフード。丸細麺のブン(Bun)と、米粉のクレープのバインクォン(Banh cuon)です。どちらもそれぞれ独立した店の場合が多いですが、ここは二大巨頭が同時に食べられます。

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お店の外観はこんな感じ。ごちゃごちゃした旧市街のHang ga通りにあります。

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お店の手前では大声で指揮をとる女主人。こちらのセクションでは汁麺のブンやフォーを作っているようです。せかせかとバイトの若者が走り回ります。

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店は12番地と14番地がくっつていて、左側の入り口にはバインクォン蒸しているところが見えます。

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二人の蒸し器の上にきめ細かい網のようなものを敷き、二つの蒸し器に交互に米粉の液を広げていきます。まさにクレープ。蒸し時間は体内時計で計っているようです。お見事。奥に続くライン作業では中に具を入れてクルクルと巻きます。(まさに、Banh:焼いたものをCuon:巻きます)

店の中はこんな感じです。

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なにやらおめでたい飾りですが、ちょっと掃除がおいついてなく清潔さはイマイチ。おまけに飼い犬やら猫がウロウロしています。エアコンがきいていなくてトイレもちょっと使う気がきない感じですが、これを怖がっていたら絶品ローカルグルメは楽しめません。床は見ないで上を向いて歩きましょう。机に肘をつかないように気を付けましょう。油でつるっとすべるかもしれません。

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ベトナム人向けに書かれたメニュー。これはガイドブック片手でも厳しい・・・がご安心を。ちゃんと写真付きメニューボードがあります。

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バインクォンの他にも、さつま揚げのようなもの(Cha)やその他肉類が豊富のようです。また、外国人だと分かると英語付きメニューも持ってきてくれます。ベトナム人と間違われそうな顔の人は「コー メニュー ティンアィン コン?」(英語のメニューありますか?)と言ってみましょう。ベトナム人の先入観の強さをなめてはいけません。

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左側1~3番はバインクォン。4番ハム。5・6番さつまあげ。その他、ソーセージや卵など。

右側は麺類です。1・2番はブン、3番は南部の名物フーティウです。4・5番はフォー、6番は春雨麺、7番は茹で卵、8番は揚げパンです。

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 ちょっと汚れたテーブルには店名入りの容器が。意外とこだわりがあります。チリソースや醤油はお好みで。 

しばらくすると五目麺のブン、「Bun Thang」が出てきました。
この「Thang」という言葉は「階段の段」という意味らしいですが由来は不明です。

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 具は、鶏肉・練り物・ネギ・切り干し大根(日本より細くて歯ごたえあり)がたっぷり。あっさりした鶏だしのスープでいただく温かい一品です。お値段 45,000VND(230円ほど ※これでも高い方です)

続いて、店先で蒸したてを巻いた鶏肉のバインクォンです。(bánh cuốn nhân thịt gà)

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今回は鶏肉入りにしましたがミンチなのでよくわかりません、豚バージョンもエビもあります。リクエストで目玉焼き入りができる店も。

手前の甘辛ヌクマムソースにつけていただきます。中からキクラゲがこぼれるのはお約束。せっかくかかってる揚げ玉ねぎも泳ぎだします。私はバインクォンはそのまま口まで運び、香草をどっぷりヌクマムにつけて口の中で中和します。

お値段 45,000VND(230円ほど。ローカルエリアなら肉無しで100円もあります)

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この店は味も良く、普通の高さの椅子とテーブルがあるので旅行客には優しいと思います。屋台だと英語メニューもなくプラスチック製のお風呂イスみたいなところでカバンを抱えて食べないといけません。それもベトナム旅の名物なのでぜひチャレンジしてみてください。

(よめ)

 

Thanh Van

住所:12-14 Hàng Gà, Hoàn Kiếm, Hà Nội(12、14番地ハンガー通りホアンキエム区)
※偶数番地は隣りあわせです。奇数は路地の向かい側になります。

店舗情報

 

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